当社は美容室経営・店舗展開という視点から、経営効率のみを追求した単純な店舗数拡大を行いません。美容室のチェーン店とは、人材(美容師)そのものが商品であり、財産であるのです。
まずは技術者を育てること、そして、経営感覚を持った責任者を育てること。十分な人材が揃った段階で初めて、事業の拡大が現実のものとなっていきます。店舗数を誇るのではなく、全ての店舗のスタッフこそが私たちサラの誇りなのです。
配属店舗で実務をこなしながら、技術や、知識を勉強してもらいます。もちろん、一人で学ぶのではなくて、レッスンを担当する先輩が必ず一人以上ついてトレーニングしてくれます。
美容サラ全体の技術を管轄する「技術統括部」のトレーニングセンター制度を活用しながら一人前の美容師へと成長してもらう環境があります。
トレーニングセンター制度を有効に活用する事で、先輩美容師や配属店舗に依存する教育レベルのバラツキをカバーしていきます。
同期のスタッフ同士でやる気や悩み、目標などを共有する事で、自分だけが遅れているのでは?とか、もう一度、目標を見直して頑張ろう!!など皆さんの夢や希望をフォローします。
お店にはお客様がいる以上、新人であろうとプロとみなされます。店舗では父親のような厳しい愛情表現で指導せざるを得ません。それに対して、トレーニングセンターでは、純粋に各人の技術的な成長を見守り、指導を行います。悩みや不安、時には愚痴を聞いたりもします。
店舗での実践教育に対して、トレーニングセンターでの指導方針は、「母親のような暖かい愛情をもって指導にあたる」ものと云えます。
美容サラは家族のような組織作りをしています。時には厳しく、時には優しく接します。それは一人前の美容師になる迄、しっかりと見守ってあげたいという愛情があるからです。
当社は、将来的には全ての技術者を、当社で育てた人材にしたいと考えています。もちろん、一人前の技術者となり、自分を高く売る為に、他社へ移籍する社員も現れるでしょうが、それは当社に魅力がない場合であり、そうならない為の企業努力を続けています。